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焚場(たでば)

先日ヨットを上架掃除をしていたら隣に23フィートのボートが揚がって来た。
夏の終わりは船底掃除の季節でもある。

隣り同士で挨拶をして 私はペンキ塗りにボートの人は掃除に取り掛かった。 30代くらいの若い?兄弟がスクレッパーでゴシゴシしている所に40代と思(おぼ)しき先輩らしき男がやって来た。

「オ〜 暑いなか頑張ってるナァ」

「〇〇さん 暑いんで大変ですヨ」

「これくらいで音(ね)を上げてどうする 昔はもっと暑かった」

「そりゃどう言う事です?」

「昔しゃぁ 船を揚げたら下で火を焚いて掃除したもんヨ〜」

「そりゃまたなんでですか」

「そうすりゃ船は乾くし船底もきれいになるんヨ」

「ア〜それなら今でもそうした方がいいんですかネ〜」

「そりゃそうした方がいいけど 今は場所がないジャロゥ」

「そうっすよネェ 今はゴミを燃やしてもやかましいっすもんネェ」

「ほ−よ じゃから最近の船はよう汚れるんよ」

    yacht        sign02      yacht      ブログランキング ヨット

23フィートのボートはFRP製で
木造ではない。

古い漁港には今でも焚場の跡が
残っているが 現代の漁船はそこに
上架しても下で火を焚いたりはしない。

もし下で火を焚いている漁船がいれば
それは焼却処分にする船で 脚立に昇って
ペンキを塗りながらこの話を聞いていたら
思わず落っこちそうになった。

船底掃除にはオーナーがそれぞれ一家言を
持つので 時には面白い話がある。

実はもうひとつ面白い話があるが
個人の名誉のために ・ ・ ・言わない!

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コメント

初めて聞いた話です。
でも、木造船の時はあったんでしょうね。

投稿: サムシング田中 | 2008年9月30日 (火) 07時26分

船底を火で炙って、木食い虫を退治するという意味もあったようですね。
こんな人がいると、色々面白そうな話が聞けそうですね。

投稿: オリオン兵藤 | 2008年9月30日 (火) 13時06分

サムシング田中さん

以前は干潮で使用していた焚場は港湾の
改修と共にいつでも使えるスロープへ
姿を変えましたが使用目的は同じようです。

”和舟作りの木造船の管理は大変じゃった”
    老漁師 談

投稿: まさゆき | 2008年9月30日 (火) 13時38分

オリオン兵藤さん

防腐防虫のために船底を炙ってべんがらを
塗っていたようです。

真に受けた後輩が自分のボートを
燃やさねば良いが ・ ・
と案じています(笑)。

投稿: まさゆき | 2008年9月30日 (火) 13時47分

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