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お人好し

お人好し
            すでに書いたが 私達のヨットクラブでは 年に一回草レースを行っていて 今年で 二十九回目を迎える。 私達が若者であった時に第一回を立ち上げた。

  始めた頃にはこれほど長く続けるとは考えておらず,それでも二十八年間続けて来られたので 毎回の参加者 参加艇には感謝しているが 開催する方も それなりの苦労がある。 開催場所が島なので 荷物は全部自分達の船で運ばねらならない。 その割りに 運営のスタッフは少ない(全国的にそうらしい)。

  今回の私の役割は コースを作って 本部船をする事 と決まった(毎度の事だが)。

  担当の人間が道具一式を 私のヨットに運んで来た。道具一式を積み込んで見ると,へこんだままのブイがある。 ”ブイを二個 膨らませてもらえませんか? ”
私の泊地には電源はない! そのためだけにインバータは買えない。 家で膨らましたブイは車には積めない。

  直径百センチ*長さ百二十センチを二個。  ざっと計算してニ立方メートル、二千リットル。 
  ヨットにあるのは エアーフェンダーを膨らます手動のポンプと 肺活量が三リットルチョイの私の肺 だけ。 

 

 

  直径百センチ*長さ百二十センチを二個。  ざっと計算してニ立方メートル、二千リットル。 
  ヨットにあるのは エアーフェンダーを膨らます手動のポンプと 肺活量が三リットルチョイの私の肺 だけ。 

 昼休みに、道具一式を持って来たサラリーマンの若者は ”スイマセン お願いします” と帰って行った。  次代のヨット界を担う若者の申し入れは 聞いてやらねば若者が途方に暮れる。

  若者は近くの食堂で昼飯を摂り、一時までに会社に入ったのだろう。  私は昼飯も食べずに二時まで 二つの道具を交互に使ってブイを膨らませ続けた。

  息の吹きすぎで 時々起こるめまいを感じながら、”ナント言う お人好し なんだろう” と思い続けていた。  タバコを止めねば 第三十回の開催はアヤウイ。  

     http://kawanishi.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_c0b4.html

     http://kawanishi.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/9_d62f.html

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