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伝声装置

伝声装置
ヨット乗りは 普段から 声が 大きく  喫茶店やレストランに三人も集まって 話しを始めると 普通の人より 相当にやかましい。

その大声でも  海の上だと なかなか届かない。   二十メートル横を走るヨットと 会話をしようとすると 途中で喉が痛くなり  携帯電話をしようとすると アンテナが立っていなかったりする。   以前は アマチュア無線を 使っていたが 必要な時に限って  スイッチを入れてなかったりするので  だんだん使わなくなった。

 近頃はこのメガホンを 使っている。 とても万能とは言えないが  状況によっては便利がいいし 、まず トラブルがない その上に  使用説明が要らず 誰にでも使える。        困るのは 相手がメガホンを持っていない時で  こちらの声が届いて、相手も大声で(多分)返事をしているのだが それがこちらには聞こえない時で、  返事を聞きに行くために随分と近づかねばならず スピードも落とさねばならない。 

 大小を問わず 船舶の近距離での並走は 危険なのであまりしない。 お互いに近づくのは簡単だが、 離れる時が危ない。  前進している船舶が 右または左に 方向転換をすると 船尾は左または右に 振れる。 振れる距離は 船の大きさによって異なるが、私のヨット(十メートル) なら十メートル以内に近づいたら、 話が終わって離れる時に 船尾が当たるかも知れない。   自衛艦の海上補給の距離 百メートルも このような特性による。

 現在、ヨットの仲間の通信手段は、 ダントツで携帯電話、二番目はグッと落ちるがアマチュア無線、三番目は同じような割合で大声?。

 メガホンを三番目にするべく 宣伝をするが 元々声の大きさに自信があるヨット乗りは中々に ”ウン 判った!” とは言わない。 皆さん 新しい物には興味があるが、古い道具に返るのは お好きではないようだ。    

 私は 和文の手旗信号の(手旗信号には 和文とABC文がある)送受信ができるので それでも 良いが 周りのヨット乗りで 手旗信号を解する人は、一人もいない。     手旗信号なら 百メートル離れていても 確認できて便利なのだが。  

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介護ⅩⅣ老人は転びやすい

母がお世話になっている特別養護老人ホームに 母と同じ時期に 入所した Aさんが 左手の骨を折った。

自力でベッドから車椅子に移ろうとして 手を滑らせたようだ  病院でギブスを巻いてもらって特養に帰ってきた。   当分は イタイ イタイと言いながらも 食堂に出て 頑張って 食事をしていたが  今度は  ベッドから落ちて左足を折ってしまった(Aさんはベッドの上にいるのが嫌いなのだ)。

  また病院でギブスを巻いてもらって帰ってきた。  左手は くの字のギブス、左足はまっすぐのギブスなので  食堂には出て来られなくなり ベッドでの 食事になった  寂しがるのでドアは開けてあり 皆がいる食堂は見える。     皆がいる食堂に行こうと 思ったのだろう。   またベッドから落ちてしまい 三度(みたび)病院に行った。 

 ベッドの両脇には落下防止用の 高さが三十センチの柵があるが、その気になれば乗り越える事ができ、 それ以上の高さにすると 虐待と言われかねない。   

  もう二ヶ月になるが帰って来ない。  病院では 治療のためなら 手でも足でも拘束するしかし 拘束すると間違いなく 暴れて 骨折以外のケガを する。擦り傷なら軟膏を塗れば治るがガラスの心はボロボロになり ぼけが進む。

ご老人が 健やかに暮らすためには 言葉は悪いが ぼけては いけない。 ぼけた老人に相対する施設のスタッフは ご老人の心を思いやるので拘束はしないし できない。     多分、家族もできない。 三方が三すくみになり  一人ご老人が あちこちをたらい回しにされる。 

  珍しい出来事ではなく 介護施設や特養ホームでは よくある出来事だ。     身体を拘束すれば骨折は防げるが 本人は嫌う。 家族はどちらを 支持するのだろう。

      http://kawanishi.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_db5e.html

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鹿ロース肉

鹿ロース肉
十五年程前になるが,友人の娘さんが嫁いだ先の お舅さんは 狩猟をされる。現役の頃からされていたが 五、六年前に退職されたそうだ。

 もちろん時期とか 場所とか 色々と制約はあるだろうが、狩猟をしても良い時期になると 狩猟をしても良い場所に 毎日のように出向かれるらしい。

 近年、猪や 鹿による 山や畑の被害が言われる。 実数はどうなのかは知らないが、里山の近辺では確かに 増えているようで 住民から駆除の要請が 猟友会に来るのだそうだ。

 一人息子に嫁いだ友人の娘さん夫婦の家には その季節になると大量のおすそ分けが来る。  三十代の若い夫婦は喜んで 猪や鹿の肉は食べない ので大半は友人の所に回って来るが 友人のご夫婦も それほど歓迎はしない。  私は喜んで頂く。

 今日は 鹿の肉を味噌漬けにしてみた。 頂いた肉は まだ区分けがしてないので 脂とスジを外しフィレ肉にした後に、五ミリから十ミリ厚に 切り揃える。 新聞紙の上に広げて 余分の血と水分を取る。  肉を一枚づつ手に取り しっかりと味噌(何でも良い)を 塗ってタッパーの中に 押さえながら重ねて行く。    なるべく空気が入らぬように 上からビニールをかぶせて 冷蔵庫の一番奥に入れる(温度の上下が少ない)。

 瀬戸内の島々では 近年 猪による被害が多くなっている。 元々島にはいなかった猪が どうやって島に渡るのかと思ったら 次々に完成する橋を 家族?で歩いて渡るのだそうだ(目撃者、談)。 海を泳ぐ時もある(目撃者 談)らしい。     

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介護 ⅩⅢ

 母がお世話になっている 特別養護老人ホーム(特養)は ユニット型と呼ばれ、 一ユニットの定員 九名、各ユニットに食堂と台所(調理をする訳ではないガ)、普通浴場があり、居室はトイレ付きの個室になっている。

 入居している人の割合は、寝たきりでチューブで栄養補給をしている人が一~二名、 自力での移動と食事が困難の人が一~二名、 自力での移動が困難の人が三~四名、自力で移動できる人が三~四名、  他のユニットも同じような割合なので 入居を承諾する時に 意図的に選んでいるのだろう。 状態が深刻なら 優先的に入居できると言う訳ではないようだ。

 入居者は 女性が多く、男性の割合は各ユニットに一~二名。  病院にいたときにはほぼ半々に近かったので 特養への入居を待つ 三~四年が男性には長すぎるのかも知れない。  友人達の場合を見ても、父親は病院で亡くなり 母親は特養でお世話になっている人が多い。 これが平均寿命の差 の現実だ。

 ご自分で自由に動ける人の入居期間は あまり長くはない。                 介護保険法の改定で 自己負担金が増えた事も あるようだが、認知症でない人にはあまり居心地が良い所ではないようだ。 反面、認知症の人で自由に動けると言うことは、徘徊をされると言うことで、  これは実に厄介な問題で 昼はともかく夜中でも歩き回り 他人の部屋に入り込み 挨拶をし タンスなどを開けてみる(悪意は一切ナイ)。  徘徊をする人の部屋に鍵をかけたら大声を出して暴れる(夜中でも)ので 家族には 施設側から苦情が出されて 長い入居はしにくい。

 

 

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干潮 満潮

毎日 東から上って 西に沈むが  月は一日に一回地球を回っているのではなく  地球が一日に一回回っている。

   月が地球を回る公転周期は  ほぼ二十八日 干潮と満潮は大きく月に影響されるので 潮汐も  月の公転と同じく ほぼ二十八日で 繰り返す。  太陽と地球の間に月がある時(新月),または月が地球を挟んで太陽と反対にある時(満月) の潮汐を  大潮 と言い  干潮 満潮の差が大きい 。    瀬戸内海は特に干満潮の差が大きく  ともなって 潮流が速い。    速度の遅いヨットにとって潮流の影響は大きいし   干 満潮によっては 航路も考えなければならないので 瀬戸内海のヨット乗りは  夜になると習慣で  月の大きさを見る。 見る月の大きさで 干潮 満潮の時刻を知る事ができる。

月の自転周期は 公転周期とほぼ 同じなので、 地球には同じ 面を見せ続ける。  アノ 裏側には 何かがあるのでは、 と アメリカもソ連(当時)も大枚を使って 探索に行ったが 結局は何も見つからなかった。 

      http://kawanishi.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_eff3.html

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一海里

一海里
船に乗っている人間は距離を表す単位で メートル キロメートルは 使わずに普通は 海里又は マイル(シーマイル)を使う。 海里と言うのは SeaMile の和訳 で普通は 略してマイルと 言う。

  一マイルの長さはメートルにすると 1852メートル。  地球はほぼ球型で 赤道に ナイフを入れて 二つに切り分けると  切断面は  ほぼ円型になり 中心から見た角度は 360度。   360分のⅠ の Ⅰ度の60分のⅠ(六十分の一度とは言わずに 一分と言う) この距離が一マイル つまり 1852メートルになる。 60進法 12進法の時計(クロノメーター)を用いて航海をし, 球体(360度)の表面の距離を測るのには都合が 良い。 一時間に 一マイル進む速度を 一ノット(Knot) と決めている。

 ちなみに 太陽の回る速度(実は地球の自転速度ダガ)は 一時間に子午線上で 十五度、 つまり、九百ノット 時速千六百六十キロ  スゴイ!

 地球の自転による遠心力は、高緯度の地域よりは 赤道近辺が 強く、 ロケットの打ち上げは なるべく赤道に近づいて行う。   体重も赤道の付近で 計ったほうが 少しは軽い ハズダ。

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介護 ⅩⅡ 帰りたい?

母がお世話になっている 老人ホームには 長年の友人の 母上も  入所しておられる。 毎日 行くが 友人とはめったに会わない。

外では 会うので あまり行ってないようだが? と尋ねると  彼の母上は彼の顔を見ると 家に帰りたがるのだそうだ。 だが母上の心身の状態を思うと 数時間ならともかく 一泊は無理だそうだ。 顔を見る度に 連れて帰るように  ねだる母上とは  あまり顔を会わさぬ方が 良い との事だった。  ツライ事だ!   

  幸いに?私の母は帰りたいとは言わない。 両親が購入した家は そのままにあり,半年に一度は連れて行くが 「ここは何処だ?」 と言い,  入院先へ  今ならホームに戻ると安心している。   これはこれで張り合いがないが  帰りたいとねだる母上に背中を向けて帰らねばならない家族に較べると ずいぶんと気は楽だ。  

 生家に連れて行けば 少しは懐かしく思うかも知れぬが、 往復で八時間の 道のりは少々不安で ここ四年間は行っていない。   長く転勤の生活をしているうちに 住む所を  都に変える術を 身につけたのかも 知れない。

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トイレ考 ②

トイレ考 ②
私の ボロヨットと 世界の豪華客船との 共通点は ほとんど無いが 同じように海に浮かぶ船なので いくつかは似た所がある そのうちの一つがトイレだ。型や大きさではなく 双方とも 機構が同じ 水洗式なのだ。                 

 私のヨットは 週末の 一日、二日を 一人あるいは数人で 出港する。 トイレの使用頻度は多くはない。

 豪華客船は 乗員 乗客 合わせて千名以上が乗り組み、よほど変わった体質の人でない限り 毎日 数回はトイレをご使用になる。  それがどれほどの量になるのか 怖いので計算はしないが 多分 スゴイ!   船で言う所の 水洗とは つまり 海に流すと言う事だ。

 ヨットは港の中では トイレを使わないで陸上のトイレを借りに 行く。   豪華客船も港の中では 排水はしない 当たりまえだ!     だが乗員 乗客に トイレの使用を禁止する 訳には行かないので その排水は一時的に タンクに溜める(浄化槽ではナイ)。タンクの容量には限界があるので 一週間の停泊はキツイ(通常 一日か二日で出港する)。

 次の港に向かう時に 少し沖を回り その間に タンクをカラにする。           ヨットで沖に出て スマートな客船に出会うと ヨットのゲストは喜んで手を振ったりし 豪華客船の乗客も 手を振り返してくれたりする。

 私は上記の事情があって あまり近づきたくないので お互いに手を振りながら 一生懸命に 豪華客船から逃げている。

  パナマ運河では 中ほどにある湖 ガツン湖を含め、冷却水以外の汚水の排出は禁止されている。
 汚水のホールディングタンクを持たぬ船舶は、船の大小、乗員の多少にかかわらず
トイレとギャレーは封印される。

 パナマ運河を航行する予定のヨットには、ホールディングタンクの設置をお勧めする。

       http://kawanishi.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_0b76.html

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ヨットでの釣果 中鯵

ヨットでの釣果 中鯵
ヨットで遭遇する 魚の群れでも  二十センチを越える 鯵の群れに 出会う時もある。     この二十センチ前後の鯵が 刺身には  向いている.。

.このクラスの鯵は 中骨がある血合いを取らなくても良い。  歯に当たらない。  なので相当に下手な人でも 三枚に降ろす事ができる  三枚に降ろしたら腹骨は思いきって 大きく  外そう。   鯵の皮を剥くのには包丁は要らない  右手の指先で皮をしっかりつまみ 左手で身を押さえて   ゆっくりと引けば 皮が剥けていく  ゼイゴも一緒に取れる。   生姜醤油でもおいしいし  わさび醤油でもおいしい。  身がたくさん残っている アラ は吸い物にしよう。

 刺身で食べきれぬほど たくさん釣れたら、 三、四時間塩で絞めてから 酢漬けにする。   せっかくの新鮮な魚なので 酢に漬ける時間は 三時間もあればいいだろう。冷蔵庫に入れれば 二、三日は 充分においしく食べられる。

      http://kawanishi.cocolog-nifty.com/blog/cat6922080/index.html

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ヨットの釣果 小鯵

春先から晩秋にかけて 群れに出会いさえすれば  小鯵は簡単に釣れる なにもヨットに乗らなくても釣れるが  目的がヨットに乗る事なので どうしてもヨットで釣る。

  十センチ以下の鯵なら から揚げで頂く  マズ 頭を落とす  腹の部分も思いきって落とす 次はゼイゴを落とす  ゼイゴを落とすのには 胴体から尾に向けて包丁を入れる     良く切れる包丁が望ましい。 身だけになったら軽く水洗いをして  水を切り  から揚げ粉をまぶす。                      

揚げたての熱アツがウマイ!  食べきれなかったら マリネにしよう。  タッパーに並べて オニオンスライス,黒こしょうを置いて 酢を注ぐ 冷蔵庫で 三,四日は保つ。               釣りあげてから  料理して 食べるまでが  《ヨットの釣り》  なので奥さんに(生のママ)  ホイッ と渡してはいけない。   月曜日のゴミ出しまでしたらパーフェクトだ!!

ここまでしておけば、 次の週末にヨットに行くときは 愛妻弁当を持たせてもらえるカモ。

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介護 ⅩⅠ

今日もいつもと同じ時間に食事介助に行った。  相変わらず飲み込みが 下手で 食事中何回か咳込むが マァいつも通り 一時間ほどで 完食だった。

食事を終えると いつも五分ほど  思いついた事を日記に書き留めるために  母に背を向ける。  今日も同じようにした。  「・・・」   何か言っている   「○○チャン」!    ナント私の名前を言っている。    チャンづけで呼ばれてうれしい年齢ではないが  あの母が私を認識したのだ。   それも長くは続かず  五分程で 元?に戻ったが いつもよりは落ち着いているようだ。

 これはこれで緊張する。 ナニカの前兆なのか?                        今の平和が長く続けば良い と思う私には、 良し悪しにかかわらず 変わらぬ事が一番で、 現在の医学では良い方向に変わる事は マズない。 変わるとすれば悪い方向にしか変わらぬので、 状態が変わる事 そのものが怖い。 

 モチロン 良くなる事を願わぬ訳ではないが、奇跡を待つよりは 今の状態の継続を 祈るほうが 現実的だ。  他の家族はどんな思いなのかナァー。

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介護 Ⅹ 認知症

介護 Ⅹ 認知症
一般に認知症になった人の 行動や言葉使いは 荒くなる。

もっとも一日中荒れている訳ではない。 それでは体力も気力も疲労困憊してしまうし 本人も愉快ではない、 母の場合も 一日の大半は静かにテレビを見ているか 物を食べているか 周りの人と話をしている。

 今の言葉で言うと "切れる”。  ある瞬間に 機嫌が悪くなる時がある。        その時は 何かを訴えたいのだろう  大きな声を出しながら、動く左手で車椅子を叩く、動く左手の力は強く(握るとしっかりと握り返す)、 何時間も 何日も 何十日も 叩かれ続けた車椅子の左の肘掛は ネジが抜け リベットが抜けて 危険な状態になってしまった。

 私有物なので修理はこちらでする。 先日 修理工具を持って 昼寝をしている間に行ってきた。  リベット穴を開け直し 数を増やしてタッピングスクリュウを入れた(ヨット乗りで良かった)。   周りにクッションを置き、バスタオルで巻き、細いロープで縛った。    これなら手は痛くないだろうし 音も少ない。  フゥ!

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工夫?

工夫?
友人のオセアニスにご招待を受けた。 たくさん売れているヨットには  色々の工夫がある。  メインファーリングのシステムは中々のものだし,クォーターバースの広さには 目を見張る   ギャレーの設備も立派だった。

  が マァ 小ぶりながら我がヨットも 基本的?には変わらぬレイアウトなのだ。 ラットを握ってから思った ステアリングポストの所に小物入れがあり コーヒーとポテトチップの袋が入っている。これは便利だ 過去に何回も コクピットシートに置いたコーヒーを蹴飛ばし,たばこを踏み潰した私にとっては 目からウロコだった。 これはイイ! 真似て作ったのが 写真の箱で 女房は「ビンボー臭い!」 と言うが その効用は友人のオセアニスと同じで おまけに イイ事に汚れたら交換も可能だ。

 主な材料は プラスティックの箱で そのままでは柔らかいので、四辺を細い木で補強して 帯板でパイプに取り付けた。 見えにくいがステンの針金で 四つに区切ってある。    フムフムッ! コーヒーは入る、煎餅の袋も入る、カップ麺も倒れない!

 怪しげにとぐろを巻いているのは オートヘルムのコードで 帆走っている時には、ここにはナイ。

 

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ヨットの釣果 Ⅰ

漁師ほどには釣れぬが 釣れる時には 釣りが下手なヨット乗りの仕掛けにも 太刀魚の数匹が掛かる事がある。

  三十センチ以下なら お姉さんを連れて来るように言い聞かせてリリースするが  それ以上だと 立派にお兄さん,お姉さんなので  スグに頭の後ろにナイフを入れて 楽にした後に  ビールを入れてある クーラーボックスに 入れる。   このサイズなら塩焼きか ムニエルに調度イイ。

  時には八十センチかそれ以上の太刀魚が掛かる事もある,    これは上半身が刺身になる  下半身はやはり塩焼きかムニエルだ。  太刀魚の刺身を作るには 切れる出刃包丁と両刄の包丁が要る。

 マズハ 頭を落とそう,これは出刃でストンと行こう  太刀魚は三枚には降ろせないので 五枚に降ろす。  背鰭側から慎重に出刃を入れて行く  何度か出刃を通して 骨から身を離して 中の太い骨の近くまで来たら 真ん中に出刃を入れて 骨に添って滑らせる。 出刃が骨まで届いたら その刄先を 背鰭側に向けて  また慎重に 滑らせる。      二、三回通すと 多分身が 離れる  これが上下左右で 五枚降ろしになる。 フィレ肉にした身は水で洗わず キッチンベーパーで拭く。

 サァ皮を剥こう。  先日 行った居酒屋で太刀魚の刺身を頼んだら、皮がついていた。これは刺身ではなく 切り身だ。  家族や友人にこんなものを食べさす訳には行かない。皮を剥くのには 両刃の包丁が良い 万能包丁で結構。                              皮を下に置き、 左手の親指と人差し指で 皮の端を押さえる、身と皮とのあいだに刃先をあてる、まな板に対して二十度くらいか、 その刃先を ユックリと前後させる、左手を固定しつつ 刃先は押さえずに ユックリと前後させながら 先へ進む、進む。

 ヨシッ! 皮が剥けて刺身になった。  料理人の感性で 切り分ける。 

 この一連の作業で 一番のポイントは 包丁が切れるかどうかだが 刃物が研げぬヨット乗りは 幸いにいない(多分)。    ヨク切れるからと言っても カッターナイフは 片刃なので 皮を剥くのには 向かない。      

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ヨットでの 釣り

引き釣り(トローリング)
ヨットでの釣りは 錨泊での掛け釣り,プロペラを止めての流し釣り,機走または帆走での引き釣りになる。

  多くのヨット乗りは 掛け釣りはしない。 落とした錨を揚げる体力がないとは 思えぬが 何故か錨泊を嫌う。 もう一つは デプスメーターだけで漁探を持っていないヨットが多く  磯が見つけにくい事,これらが原因だろう。  流し釣りはヨットには不向きで 知らぬ間にバウが風下を向き スターンから風を受けて 居心地が悪い。 おまけに流れるスピードが速く 斜行するので 回りのボートに白い目で見られる。 

  無難なのが 引き釣りだろう。  餌木,ベート、スプーン、ルアー、ジグ,色々の呼び名があるが マァ 魚が おいしそうに思う擬似餌の事だ。  十メーターから二十メーターの強い糸の先に 擬似餌をつけて  水深が一メーターから五メーターのあたりを   二、三ノットで流す。 流す水深は重りの重さで決める あまり遅いと潜航板では調整できないしゴミを拾いやすい。

  クルージングを楽しんでいる間に  あなたの運と 海域が良く、 たまたま腹を減らした魚がいれば!!  ゲストは喜び、スキッパーはやがて 師匠と呼ばれるようになる。        次の機会では トローリングで釣れた魚の 食べ方を紹介する ツモリ。

     http://kawanishi.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_f9e3.html

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介護 Ⅸ 認知症

母の生家は、二十町歩の地主だった。  太平洋戦争が敗戦で終り、農地解放が始まるまでの話だ。 

 二十町歩の地主の家計は それほど楽なものではなかったようだが、両親も六人の兄弟姉妹も 家庭菜園を作る程度で、農作業をする事はなく 進学をし 卒業すると行儀見習いと称して 都会で ある程度成功した人の家でお世話になり、二三年を過ごした後 実家に帰り 花嫁修業?をした。  敗戦で実家の経済基盤は崩れたが、元来が農業なので 食べる物に困るような事はなかったし 昭和二十三年には兵役から復員した父と結婚して 実家を離れた。   昭和二十四年に長女を、二十六年に長男を そして三十二年に次男を儲けた。 誰でもそうだろうが 忙しい日々だが 張りのある生活だったようだ。現在、母の記憶はここらで止まっている。

 三人の子供がいる事は判っているが 私がその長男だとは判らない 私を呼ぶ時は ”ハゲた おじさん” と呼び(実際そうだが)、 ”最近は○○と会わぬがどうしているのかな” と相談して来る(○○とは私の名前デアル)。    記憶にある時代の話をする時の顔は 穏やかになり笑顔にもなるので、 例え 亡くなった筈の両親(私の祖父母)の近況を訊ねられても ”お元気ですよ” と答えねばならないし  ”お父さん(私の父)は今は何処カネ?”  と訊ねられても  ”今は出張ですヨ” と答えねばならない。         皆さんは 亡くなったとでも言えば 突然に笑顔は消え、表情は険しくなる。

 少しづつ 子供に帰っていく。 この状況もいつかは終わるのだろうが それが少しでも先になるように 祈っている。

 

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魚の料理

一匹の魚を、刺身で食べようとしたら、切れる出刃包丁と ある程度の大きさのまな板と、若干の技術がいる。  比較的に簡単で ホォーッと言ってもらえるのは 多分 開きにした一夜干しだ。 

 瀬戸内には小魚が多い、と言うより 私たちには 大魚?は釣れない。  ヨット乗りの持っている竿と仕掛け、用意する餌、磯の掛け具合 から考えても 尺を越える鯛が釣れるとは思えぬし ハマチ(八十センチ以上らしい)が釣れるとも思えぬ。  が! 小鯵、小鯖、 小鯛、 小グチ などは充分に釣れる。  釣れた魚をリリースするのは竜宮城への近道だが、モシ持って帰るのなら そのまま奥さんに ホイッ と渡してはいけない。    魚の開きを作るのは (漁師の奥さん以外は)家事のうちではないので 多分、捨てられる。  ヨットもなかなかイイわね!  と言わすためにも ヒトツ腕を見せようではないか。

 まず 鱗を取る、しっかりと取る。 これで作業は半分終わる。 はらわたは出さなくてもイイ。  背を向こうに置き 頭は左に向けて 左の胸鰭の後に背骨まで包丁を入れる。 そして右向きに半回転する、 背びれの上から包丁を入れて、腹に向けて割いていく。 背骨を越えて腹の手前まで行く。 それでも自信のない人は頭を落としてしまおう。     どっち側に身が多いか? どっちでも良い。 一匹は一匹だ。   そこで腹を取り 新聞紙に並べる。 内側に七 外側に三 の割合で塩を振り掛ける(ここが腕だ!)

 半日か一日か、ベランダに干して表面が乾くと 立派な自家製の開きの 出来上がりで スーパーに並べているのよりははるかに美味しい。

 皆さんのご健闘を!

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結索方法

結索方法
ヨット乗りには どうしても覚えなければならない ロープの結び方がある。         最初から知っている人はいないので 習う、多分先輩から教わる。 教わってからは、自分で覚えなければならない。  目を瞑っていてもできなければならないし、後手でもできなければならない。

 船上で使うロープの結び方は ”解くまでは解けないが 解く時は解ける”。  思わぬ時に解ける 又 思う時に解けない と言う事になったら 自分だけでなく周りの人も、危険に巻き込むか 流れてはいけない物が流れ去ってしまう。  時と場合によっても結び方は変わり キチンとしていないと、ヨットは流れてしまうか 出港できなくなり、 打った錨は揚がらなくなり、 下げたフェンダーは無くなり、 引っ張っていたテンダーははるか後方で漂うことになる。  レース中にジブセールが降りてしまい、ワンポンのリーフロープが解けてブームが暴れ回るようになると 結んだ当事者は、 しばらくは物が言えなくなり ヨットに乗りにくくなる。 それではオーナーは困るので(あまり)責めないが どちらにとっても愉快ではナイ。

 四十フィートのレーサーを持っていた友人がいる。 本職は農業で 彼の世界にも独特の結索方法があるらしい。  ある日彼のレーサーと 私のボロ船の二艇で 遊びに行った。  一日機嫌よく遊び、写真なども撮り、 ジャァさよなら と別れて互いの泊地に 帰り始めて三十分後、電話があった ”悪いけど迎えに来てクレ”  ”ナンカあったんかな?”   ”テンダーがおらん” 

 彼の説明によると テンダーは 男結び で結んだので流れる訳はないらしい が無くなった。   彼から 男結び の説明を受けたが 結局よくは判らなかった。        後日、他のお百姓さんに聞くと ドウモ悪いのは 男結び ではなく、結んだ本人の勘違いに原因があるのでは と言う結果になった。  

 懸命にも彼はその後、ふた周り小型のボートに乗り換えて、今でも一緒に遊んでくれる。ヨットはどうも メンドクサイ そうだ。

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タコ飯

気になっていたタコ飯を 炊いて見た。 結果で言えば正解で,思ったより タコの 風味とダシがご飯に染み込み 美味しかった。 後学のために調理方法を 書き留めておこう。

まず,大きめの鍋に湯を沸かす(小さい鍋だと熱がるタコの足が出る)  そしてタコの頭?を持って煮たっている湯の中に足から入れる  相当に暴れる かわいそう?  しかたがない嫌なら食べるナ  三分ほどすると 八本の足をクルッと頭の方に巻き上げ て美味しそうな色になる。  一度火を止めて 流水にさらしながらタコの表面についているアクを軽く洗い落とす。  これで最初の作業は終わり。  ここまでやっておくと 刺身と酢の物にはできる が タコ飯なのでもう少し手間をかける。

 先程の鍋に適量の水を入れて、再び火にかける。 好みの量で砂糖を加える、 好みの量で酒を入れる、 好みの量で淡口醤油を入れる、 煮立ったらさっきのタコを入れて 普通だと十分 熟年用には二十分から三十分ほど 煮込む。 台所は煮タコの匂いで充満するので 換気扇を回す。    セットしたタイマーがなったら、タコの煮込みの完成。  早速 熱い一匹の頭?をかじって 味をみる。 この時点では味が気に入らなくても、手の打ちようがない。  が 次回への勉強になる。

 今回はタコ飯なのでさらに もうひとつ作業がある、 タコの上半身と下半身を バッサリ切る。 下半身は食べやすい大きさに切る。  頭?は縦に割り 中を出してその場で食べてしまう、 残りを食べやすい大きさに切る。

 水になじませておいた米を炊飯器に入れて 分量の水を入れ、小切りにしたタコを加え、 先ほどの煮汁を好みで入れる。  スイッチを入れて、三十分後の ピーを待って完成! 

 アァー もっと早く教えて もらっていたら もっと一生懸命に釣りに 行ったのに。

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タコ納め

タコ納め
久しぶりに晴天で暖かく  そろそろいなくなるタコの釣り納めに 行った , 東の風が吹いていたが 島の風影の入り江なので 波も風も 入っては来ないし 落とした錨は しっかりと効いている。   結局、マァマァの型のタコが二匹釣れただけなので そろそろ季節が終わったのだろう。  この冬もタコには楽しませてもらったが、私のレパートリーは 煮付けと 茹でタコの刺身だけだった。 先日 行った島で聞くと、タコ飯にすれば美味しいとの話だったので 今日は茹でてからご飯と一緒に炊いてみようと 思っている(正しい作り方は知らない)。

 浜からの風で、これから満ち潮になる時の アンカリングは気楽なもので 錨が効いた事を確認したら、 弁当を広げようが、コーヒーを飲もうが、昼寝をしようが、回りを気にせずに過ごせる。  ただ時々 後を通りすぎるボートの引き波が トランサムに当たってピチャピチャと 音を立てるのが気に入らないが これは瀬戸内では仕方がない、特に今日は天気が良いので、ボートも漁船も そこら辺を走り回っている。

 午後になって風は 南東に変わった。 気圧配置では南東の風にはならないようなので、これは所謂 都市風 だろう、近年は都市が発生する熱量が多くなり 海からの風が流れ込む。 夏場になるとその風速はますます強くなり、沖から帰ってセールを降ろす頃に吹かれる。   沖には風はない。

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介護 Ⅷ 春は名のみの

母親がお世話に なっている特別養護老人ホームでは 季節に応じて色々な催し事をしてくれる。 単調な生活に刺激を与えるので 入所者も 家族も 喜んでいる。

今日は節分で豆まきがあった, 鬼に扮したスタッフに 豆を投げる ,各々が楽しそうに投げる姿を 見るのは家族としても嬉しい。  夕食時に母にその話しをすると もう忘れている。  一時間ほどかけて 夕食を済ますと 7時で,テレビではニュースが始まり  各地の豆まきの話しが始まった。                                                                                    

「今日は 節分で豆まきをしたネ」                                 「今日は節分だったかネ」                                     「ホーヨ 明日は立春じゃがナ」                                   「春なら暖かくなるかネ」                                      「まだまだヨ 春は名のみじゃ」

ここで歌わねば「春〜は名〜のみ〜の〜風〜のさむさよ〜 」   お馴染みの 早春賦 で 今でも母はこの歌が好きで最後まで歌える それも笑顔で。 早春賦の二番の歌詞はお互いに 知らぬので 一番の歌詞だけを 五回ほど合唱してから帰って来た。

明日は立春なので また合唱をせねば、は-るがきーた はーるがきーた の”春が来た”をチョット練習しておこう。

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介護 Ⅶ食欲

 ”オニーサン 私ぁ まだ晩御飯を食べてないがネ” 

 ”さっちゃん 今食べ終わったところですヨ”

 ”マータ そう言うて私をだまして 食べさせん気じゃな”

 ”それじゃあ あとでパンでも食べようかネー”

 ”イケン 今食べにゃあ 死んでしまう”

 笑い話ではなく 毎日の母との会話だ。   生きていればこそだが 母は絶えず空腹を訴える。 食前はもちろん、食後も腹が減っているらしい。     介護保険では食費に制限があり その中で色々の食事を出してくれる(ミキサー食なので内容はメニューを見る)。  有り余る量の食事ではないがそれでも ご老人は食が細い、殆どの人が 何割かを残す。

 四年間、ほぼ毎日 食事介助に行って思うのだが しっかり食事がとれぬご老人は やがてちがう病気になって行く。  介護施設から病院に移ったご老人で 再び介護施設に帰ってくる人は あまり多くはない。 認知症ではない ご老人が食事をせぬのはそれなりの理由があるようだが、認知症のご老人が食事をしないのには理由はない。  やりようによっては食べるし、時間をかければ食べる。

  介護施設は民間企業なので スタッフの数には制限があり、 人を集めやすい昼間ならまだしも、 夕食に一人の入所者に一時間付きっ切りで介助をする余裕はない。    担当者は ”大丈夫デス” とは言うが 実際にお任せすると、 五分こっちで、五分はあっち、になってしまって 結局は食事にならない(そのうちに本人は口を開けなくなる)。 

 一体に認知症のご老人は 言葉は荒くなり、ご機嫌はいつも良くない。 在宅で放置した、あるいは 手を上げてしまった 等の話を聞くと そのご家族の気持ちはよく判る。 機嫌よく 食事をしてもらおうと思うと、どうしても 一時間はかかる。  ようやく食事が終わったら 上記の会話が始まる。  アァー    

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