呉越同舟・・皆仲良く・・
この泊地の環境は天国に近く、亀を含む淡水の魚類と
汽水域に住むスズキ・・フッコか?・・が一緒に泳ぎ回るので
それを狙(ねら)う釣り師まで 大きなタモ網を持って現れる。
陸上では 大きな声で民謡を練習するおかみさんや
慣れぬくっ付き具合のラブラブの中学生、
昼寝に訪れるサラリーマンやOL、おいしそうな魚を
奪い合う鳥類たちが集(つど)う。
もともと 呉の国の住民と越の国の住民は
会う度にケンカをしていたらしいのだが、
野鳥の場合は ナニカに向かって互いに協力する
または 利害が相反(あいはん)しない場合は
敢えてケンカなんかしないようで、
同じ魚を狙(ねら)うアオサギとシラサギが同じボートの
後部デッキで 静かに鋭(するど)く海面を見つめている。
おまけにこの二羽は 顔を見合わせては 【合点した!】
と ばかりにうなづきあって、再び背を向けて獲物を狙う。
・・意思の疎通は並みの中学生よりは上だ。
魚が豊富な割りに釣り師の数は少なく、特にこの時期の
海面には小魚が群れるから 鳥としても喧嘩をしてまで
魚を奪い合う必要はない。
ただし海水温が下がって 魚が沖に出るようになり
魚類が減ることを考えたら 今のうちに
漁に励み、保存食としてコンクリートの上で
干物にして置けば良いのにナ・・と思うが・・
要らん世話か?・・
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